【債務超過】を解説 レオパレスの債務超過は危険なのか

財務分析

【債務超過】このブログを読んでいただいたらわかること

「レオパレスが債務超過に陥った」というニュースが2020年9月に、非常に多くのメディアで取り上げられましたが、貸借対照表上で、どういう状況になるのかを、貸借対照表を知っているという人が、あまりイメージできていないなどのことがあります。そのため、この動画では債務超過の状況とは貸借対照表で、どういう状態を指しているのかを解説し、レオパレスを題材に、それが予想できたであろうという事を書きたいと思います。

【債務超過】を動画で解説

本ブログの内容は、動画でも配信していますので、興味がある方はご覧ください。

【債務超過】を解説

そもそも貸借対照表についてあまりイメージがわかない方は、【貸借対照表とは】経営系大学入学前に知っておきべきことを読んでいただいてから、この内容を見ていただくとイメージがわきやすいと思います。

債務超過とは

2020年、レオパレスが債務超過に陥ったことで、債務超過という言葉を使われるのをよく聞いたことがある方もいると思います。この債務超過というのは、過去に学んだ貸借対照表の中でも、負債が資産を上回ってしまう状態を指します。英語では、excessive debtやinsolvencyといいます。

一般的な貸借対照表は、御覧の通りの形をしています。

一方で、債務超過した場合、それがどうなるか見ていきましょう。経営状態が悪くなり、赤字が続いたり、急な特別損失が出てしまうと、負債の部分が大きくなってしまって、資産を上回ってしまうことがあります。簡単に言うと、これが債務超過の状態です。左右で同じ額になるので、結果的に純資産の項目がマイナスになります。すぐに会社が潰れるといったことはありませんが、債務超過になると、資金繰りが厳しい状況になるため、基本的には、早期の業績改善が必要です。

債務超過をおこしたレオパレスについて解説

教材として、2019年度末である2020年3月31日締めのレオパレスの貸借対照表がどのような状態か見てみましょう。レオパレスの3月末時点での状況は、まだ債務超過ではなく、純資産が16億円あり、ギリギリプラスの状態です。一方で、この債務超過の状況は予想できなかったのでしょうか。 

2017年度の会計では、1,594億円の純資産がありましたが、2018年度では813億円まで減っており、さらに2019年度では16億円まで減っています。この状況を見ていれば急激に純資産を減らしていることが見て取れますので、2019年度の財務状況が出てきたタイミングで容易に急速に債務超過に向かっていることが予想できます。実際は様々なほかの要因も見ますが、このように、好材料となるような状況や、悪材料が出きった状態であればよいのですが、特に良い情報が出てこない中では、債務超過になるのはある程度予想できそうです。

さらに、今後、貸借対照表の詳細は、解説していきますが、資産を見ていくと、レオパレスの現金が急激に減っており、2017年度の1,065億円から2019年度の605億円にまで落ちてます。損益計算書、キャッシュフロー計算書を交えて見ていくと、さらに様々な要因で、レオパレスがリスクを抱えていることが見えてきますので、今後、機会があれば、レオパレスを題材に、どういう状況か勉強していきたいと思います。

【債務超過】まとめ

債務超過について、解説しました。債務超過になったからと言って、すぐに倒産するわけではないのですが、大きなリスクを抱えていることには変わりありません。また純資産などの減少から、債務超過になる可能性が見て取れることもわかっていただけたと思います。

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