【海外で最高の仕事をする方法】正しいことをしよう

本、資料の紹介

この本を読んで、「海外で働くならこんな仕事の仕方ができたら最高!」と夢を持って海外に行ける本です。海外経験の少なかった私は、海外に行く前にこの本を読んでいて本当に良かったと思いました。

本ブログでは私が海外で仕事をする上で読んでおくべきだなと感じている本を紹介します。

今回紹介するのは、『日本人が海外で最高の仕事をする方法 ― スキルよりも大切なもの』です。

【海外で最高の仕事をする方法】著者の経験がすごすぎる

著者は東芝で働き、ソニーに転職し、その後、20年で9か国赴任を経験した海外出向者の猛者です。国も非常に多岐にわたり、インドやルーマニア、ヨーロッパ、韓国、ベトナムなど、文化としても非常に異なる国々で経験され、それぞれの国でどんな課題に直面し、何を学んだのかを事細かに説明していただいています。

ここまでの経験ができる日本人は少ないでしょうが、さらにその行動力と社員を思う気持ちを読んで、自分も「理想は忘れずに頑張ろう。」と奮起したのを今でも忘れられません。

東南アジアで仕事をしていると、ルール無視の行為や、厳しい環境に心が折れそうになることもあります。著者の糸木公廣さんのおかげで、自分は東南アジアでの困難に立ち向かっていけたと思います。

【海外で最高の仕事をする方法】優しい人、社員の事を考える人ほど直面する内容

本書の中では何度も困難に直面する糸木さんの話が出てきます。例えば、ベトナムの工場閉鎖の話について触れており、普通だったら逃げ出したくなるような話について、1つの成功例を示しているように見えます。

管理職をしていると、人員削減や拠点閉鎖など、あらゆるネガティブな環境と向き合っていかなければなりませんが、この本を読むと、せっかく閉鎖や削減をするのであれば、前向きにやることでこんなにも結果が変わるのかと思わせていただける内容になっており、その時の糸木さんの内面の苦労も描写いただいているため、感動すらしてしまう無いようになっています。

【海外で最高の仕事をする方法】マネージメントについてもまとめられている

海外で、上司や部下、お客様やパートナーとどう向き合っていくかは、国やその時の人によって大きく異なるという事が、さらに理解できます。この本を読むと、鮮明に現地の状況を説明いただいているおかげで、以下に国だけでなく、その人との付き合い方が重要かを説明してあり、自らも試してみることが出来そうな内容も含まれています。プロジェクトを行うときになぜ上手くいかないのか、大きな拠点移転などを行う際は何に気を付け、プラスの効果をもたらすのかなど、具体例を通じて多くの事を学べますので、おすすめの一冊です。

【海外で最高の仕事をする方法】最後に

著者の20年の経験がつまった本のため、まだ海外を経験したこと無い方にとって、初心者で行きますが、現地の人からしても、「この人大丈夫なんだろうか?」という不安を抱えながら、新しい人を受け入れるはずです。この本を読んで、少しでも事前のイメージをわかせて謙虚にかつ大胆に仕事が出来るとよりよいスタートが切れるのではないかと思います。

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