【MBA必読書】WHYから始めよ! 管理職必読の名著

本、資料の紹介

【MBA必読書】はじめに

普段、仕事をする中で、「部下が上手く動いてくれない。」、「会社のサービスは良いはずなのに、なぜか売れない。」、「なんか違うんだよな、なんて思いながら決定を下す。」なんていう事は無いでしょうか。そんな時に1つの考え方として、この本に書かれていることを実践するのが良いと思っています。

今回は、管理職必読書のTEDトークで既に5,000万回以上再生されているサイモン・シネックの「WHYから始めよ!」を紹介したいと思います。

【MBA必読書】著者の紹介

「WHYから始めよ!(Start with Why)」を書いたのはサイモン・シネック(Simon Sinek)という方です。イギリス生まれで、、幼少期は南アフリカ、ロンドン、香港などで育ち、今はアメリカに在住で、文化人類学にて学位を取得したのち、コンサルや大学でも講義を行っております。TEDではこの「WHYから始めよ!」をテーマに話をして、現在、5,000万回以上再生される驚異的な動画になっています。

英語に、興味がある方は、きれいな英語を話してますので、ぜひ見てみるとよいと思います。

【MBA必読書】WHYから始めよ!が伝えたい事

「WHYから始めよ!」はタイトルのとおりで、終始一貫して、すべては「WHY」というところに焦点を当てて考えようという内容です。そんな本書を3つの点で絞って説明したいと思います。

なぜWHYから始めなければならないのか?ゴールデンサークルとは。

まず初めに、「なぜWHYから始めなければならないのか?」という結論の部分から説明すると、人は、「WHYに動かされるから。」という事です。本書では、「WHY」、「HOW」、「WHAT」の3階層に分けて、人の考え方を整理しています。WHYは「理念」など、HOWは「WHYの達成方法など」、WHATは「成果物、商品そのもの」を指します。それをまとめたのが、下のゴールデンサークルというものです。

ゴールデンサークル

このゴールデンサークルを、著者は脳の構造と照らし合わせて説明をしています。中心部分は、より人間の感情を司っており、人間の心を動かされるのは、WHYの部分だと説明しています。そのため、下の図のように、WHYから外に向かうように考えていかなければ、WHATの提供のみだと、人の心には響かないという事です。

ゴールデンサークルの方向性

人はWHYによって動かされるというのを、本書ではApple等を事例に説明しています。

WHYタイプの人間が組織には必要だ

企業が大きくなるうえで、WHYタイプが必要です。その理由として、人はWHYによって動かされるといいましたが、企業でも、WHYタイプのリーダーがいれば、従業員はそのリーダーに感化されます。そして、WHY思考の企業であれば、その企業の理念に賛同できる顧客も、Royaltyの高い顧客となるのです。

WHYタイプのリーダーに必要なのは、HOWタイプの補佐であり、「理念をより良い方法で実現する方法」に強い人と組み合わさると非常に強い組織が出来上がります。

成功を維持するのが非常に難しい理由

WHY型のリーダーが非常に大きくした企業の事例としてウォールマートが挙げられています。一方で、WHY型のリーダーがずっと実験を握り続けるわけでなく、ウォールマートも、リーダーの交代によって、企業の方向性を大きく変えてしまった企業の1つです。

もともとはサム・ウォルトンという方が、初めた小売店で、他の企業の良いところを取り入れて成長していく、どこにでもある普通の企業でした。彼が、他の社長と異なっていた点は、「まずは人に与え続ける。そうすれば自分に返ってくる。」という事です。その理念を徹底的に貫くことで、「従業員や顧客」がウォールマートの信者になっていき、超巨大企業に成長していきました。

一方で、サム・ウォルトンの交代により、企業の色が変わっていきます。企業としての競争に勝つために、低価格路線を強化し、従業員の賃金の問題も発生してしまいました。これは、低価格路線や数値業績という「WHAT」を求めてしまったという事です。

このように、リーダーが変わることにより、WHY型思考から、WHAT型思考に代わってしまい、企業で働く人の考え方もWHAT型思考になっていくことで、企業のWHYがわからなくなっていくことで、成功の維持が難しくなっていきます。

【MBA必読書】ライト兄弟に負けたエリート集団

本書では、事例として、Apple、ウォールマート、ライト兄弟、スターバックス、サウスウエスト航空など、様々な事例を出していますが、その中でも歴史的に有名でなじみ深いライト兄弟の事例を紹介します。

結論から入りますが、初めて飛行機を発明したのは、ライト兄弟です。一方で、実は、同時期に、ラングレーという大学教授が、政府の資金援助を得て、設備(環境)も整った状態で、優秀な技術者も揃っている状態で、開発をしていました。一方で、同時期に、ライト兄弟は、自転車屋で生計を立てていましたが、その自転車屋に集まって、お金も、技術力もない状態で数名の友人と開発を始めました。

これだけを聞いたら結果、なぜラングレーが先に開発できなかったのかがわからない方もいるかもしれませんが、ラングレーは名声などのWHATのために開発を行い、ライト兄弟は、自分たちの志(WHY)のために飛行機を作り、結果的に先に飛行機を飛ばしたのは、ライト兄弟でした。

本書では、その大きな違いを生んだのはWHYの力だと説明しています。つまり、ライト兄弟のWHYによって、感化された人たちのサポートがより強化されたという点について、説明がされています。

【MBA必読書】この本をどう応用するか

この本を読んで、私が仕事で取り入れていこうと思っているのは2つです。「評価の軸にWHYの要素を取り入れられないか考えること。」と「部下との接し方で、WHYを意識すること。」です。

評価の軸にWHYの要素を取り入れられないか考えること。

この本の中でも紹介されている通り、人の評価を変えることでパフォーマンスをよくできた事例が出てきます。私は外資系企業のマネージャーですので、常に、WHYではなく、WHATで成果を評価する強い癖がついています。一方で、数字だけ追い求めていても、正しい数字なのかは怪しいなと思うときもあります。そこで、例えば、数値的な評価だけでなく、部下同士の中で信頼が厚い評価を多く得ている部下に成績の加点するなどの方法を検討してみたいと思いました。

部下との接し方で、WHYを意識すること。

部下との接し方で、「仕事を依頼する理由を説明しよう。」というビジネス書の書き方があります。確かにこれも重要ですが、本書のWHYはもっと根源的なものであり、この企業はなぜこの方向に向かっているのかなどを理解したうえで、私はそれに同意して仕事をしているので、基本的には企業理念についてもっと深く話す機会を作りたいと思いました。部下が目の前のことで困っていたら、寄り添いつつも、常に、この企業がやるべきことなのかを話したいと思いました。

【MBA必読書】この本を読んでほしい方

この本を読んで感じたことは、自分が読むというだけでなく、周りの人にも読んでほしいという事です。特に、パフォーマンスの良い人に読んでいただくのが良いのではないでしょうか。パフォーマンスの良い人は、自分のWHATの提供にこだわりがあり、1番であることに、誇りを持っていますが、周りがついていけなくなることもあります。

周りが付いてくるように感化し、ビジネスを成功させるには、WHYが必要だという事です。そのため、私は以下の方にこの本をお勧めしたいですし、プレゼントに購入するのも良いかもしれません。

  1. 管理職でチームを率いている方、特に管理職なり立ての方
  2. 企業の経営者で、組織を率いるのに、課題を感じている方
  3. マネージメントを目指している方
  4. パフォーマンスが良く、部下がいない方

【MBA必読書】まとめ

本書のまとめですが、基本的には、ゴールデンサークルを理解できていれば、あとは根本的にWHYという視点を忘れずに仕事をし続けることが非常に重要であるという意識で仕事に向き合えていれば、この本の大きな流れは実践できていると思います。本書には、様々な事例も入っており、本書の理解を促しますし、多くの事例から、さらに深い内容を学べます。非常に名著だと思いますので、ご自身だけでなく、周りの方にも勧めていただければと思います。

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