【MBA体験談】は何が大変か? 体験談から語る実態

紹介

【MBA体験談】国内MBAを取得した理由

私は理系出身で情報系の大学、大学院をでてエンジニアとして、国内でいろいろ経験したのち、海外での駐在を経て、帰国したのち、外資系企業に就職しマネージャーの仕事をしています。MBAを取ろうと思ったのは、外資系に来たら、持っているのが当たり前すぎて、取得したいというよりも、当たり前だから取ろうかなというレベルの動機でした。

その中で国内にした理由は、私かこれから日本でビジネスをやっていきたいので、日本の人脈、日本でのビジネスについて色々学びたかったため、国内のMBAにしました。

【MBA体験談】実際とってみてわかった大変さ

MBAを取得するにあたり、何に時間を取られるかという話をしたいと思います。大きく分けて、以下の3つが時間を大きくとられる要因になります。

・日々のレポート

・企業の財務分析時のデータ入力

・読書

上記の中で、日々のレポートは、大量にあるため、もちろんこれが大きな要因になります。学校にもよりますが、毎週A4の用紙にして、レポートを10枚は確実に書きます。そのため、書くのが襲い方だと、宿題だけで毎週20時間程度使うことになります。

次に、非常にストレスがかかって、大変なのが、財務分析データの入力です。正直、これが一番予想外でした。MBAでは企業分析を2年間で200社程度は行います。有価証券報告書からデータを引っ張るのですが、5年分のデータを全部エクセルに移すだけで1日作業です。分析の時間も考えると半日はかかります。エクセルをコピペだけで行けるようにかなり効率化しますが、企業によって勘定科目を少し変えてしまうため、ずれてしまうなんてことも日常茶飯事です。

財務分析は本当に大変でした。200社もそんなに時間をかけたら辻褄が合わないと思う方がいるかもしれませんが、本当に寝ないで努力で解決してました(笑)

最後に、読書です。毎週3冊くらいの本に目を通すのですが、しっかり読み込んでる時間はないので、ざっと要点だけつかんで読むという訓練が必要になります。1時間で本が読めなかったら、レポートで書く内容も、読めてない感じで提出するか、寝ないで頑張るかの2択になります。あきらめても何とかなるポイントですが、ここも大きな時間を取られる要因でした。

【MBA体験談】とって良かったのか?メリット、デメリット

そんな大変なMBAですが、正直とって良かったかといわれると、そういう視点で考えなくなったというのが正直なところです。MBAは2年間しかないので、まったく勉強しきれずに終わります。修了してからも、今だに毎日何かを学び続けています。そういうクセがついたのは大きいです。とはいえ、よかったところ、いまいちなところがあるので、挙げていきます。

MBAを取るメリット

・部下がMBA取得者という理由で、より色々聞いてきたり、権威性を感じるようになった。

・もっと学びたいという気持ちになる。

・良い同期に囲まれると、修了後も色々なつながりを作れる。

MBAを取ったことによるデメリット

・MBAさえなければ、こんなに勉強したいと思わなかった。

・MBAさえなければ、仕事が振られず、そこそこに仕事を抑えられた。

・MBAさえなければ、この人知ってる人だっていう距離感を与えずに済んだ。

こんなところでしょうか。正直、デメリットは無理に上げてます。メリットは、財務分析ができるようになった。とか、マーケティング手法がわかったとかというのは、当たり前すぎるのであえて書いてません。

【MBA体験談】最後に

MBAの体験談について書きました。MBAを取りに大学に行こうか悩んでいる方は、行きたければ行けばよいと思います。なぜかというと、「人間はチャレンジしなかった事を後悔する生き物」だからです。私の周りに学歴コンプレックスで、MBA取りたいとか、大学に通いたいという方もいますが、私は、そういう視点ではなく、大学に行って、MBAに行って、「何か新しいことにチャレンジしたい」というモチベーションだけでよいのではないかと思います。

もし興味あれば、今後も、MBAに必要な知識を書いていきますので、購読していただけると嬉しいです。

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