ITに関する情報をなぜこのブログで発信するのか。
このブログは財務分析や会計に関する情報を発信するために、立ち上げているサイトです。一方で、企業活動をする上でITという視点を抜きにすることはできません。そこで、ITに関する情報を発信させていただきたいと思います。私自身、IT業界に15年以上おり、国内外含め、ITインフラからアプリケーションまで関わってきた経験があるため、その時の経験も踏まえて情報発信させていただけたら、役に立つ方もいるのではないかと思って発信させていただいています。
【海外で日本の電話番号】海外でも050番号で電話ができる?
今回は、日本で利用している050番号をもっと便利に使いましょうというのがポイントです。
海外と日本を行ったり来たりする方にとって、電話やメールは国が変わるたびに変えないといけない方も多いです。例えば、携帯電話は海外に日本のものを持ち込んでずっとローミングし続けデモしなければ、毎回変わってしまいます。メールなども通信キャリアのメールを使っている方は、キャリアを変えると変わってしまいます。
日本を出る時に、インターネットプロバイダーを解約すると同時に、電話番号を持って行けませんし、インターネットプロバイダーとやり取りする時に、番号は引き継ぎできないことが一般的です。
そうなると、国を跨いだ転居の多い方などは、電話番号がコロコロ変わって、日本で登録する電話番号が結局意味をなさないこともあります。そこで、次から、そんな050番号を持ち運べる情報を説明します。
この記事は、基本的には日本に住所を持っている方に向けて書いていますので、海外中心の生活をしている方がその国で日本の電話番号を利用してよいのかなどの法律の部分はご自身で確認いただけますと幸いです。
【海外で日本の電話番号】持ち運べる050番号
今の時代、個人で電話を長く使うという事は無くなってきています。そんな中で出てきたのが、050番号を使ったIP電話と言われる電話です。050番号を持つ場合、基本料金として、500円程度の維持費を払う必要があります。加入電話に至っては毎月1,500円以上かかります。
一方で、050番号は、インターネットサービスプロバイダーの機器提供などの関係で、場所を変えられないことも多いです。050番号は持ち運べるのですが、知らない方も多いので、その方法について書きます。持ち運べる050番号を持つメリットは以下の通りです。・インターネットサービスプロバイダーを変えても電話番号はそのまま
・ケータイ電話でも050番号を持ち運べる
・基本料金が安い、または0円
・最初から録音装置が備わっているサービスもある
デメリットとしては、フリーダイヤルや、緊急通報用電話番号に電話ができないなどがあります。
特に、本日紹介したいのが、「SMARTalk」という電話サービスプロバイダーです。このプロバイダーですが、月額0円で利用でき、使ったら使った分だけ利用できます。私は海外にいた時に、日本の電話代を抑える際に利用してました。
普段、国際電話で利用していた時は、毎月2万円とか使ってました。日本にいる時に、このサービスに加入をしていて、海外に来た時は、このサービスで使ったのですが、国際電話ではなくなるので、大きく金額を抑えることが出来ました。
自分の携帯電話に入れて、使えるので非常に便利です。
この050番号ですが、実は、インターネットサービスプロバイダーだけでなく、IP電話を購入すれば、普通に設定できて、自宅の固定電話として使えます。そんな電話の設定方法について次にまとめたいと思います。
【海外で日本の電話番号】無料で050番号をケータイ電話で持ち運ぶ
この設定をするのに必要なのは、以下のデバイスです。
また、「SMARTalk」でアカウントを作っていただく必要があります。アカウント作成については、ホームページから行えますので、ご自身で行って下さい。
その後の、「アカウント作成済み」、「インターネットがある」、「IP電話も購入済み」の状態からの設定について、ここから解説します。必要なのは、以下の3ステップのみです。a)アカウント情報の取得
b)IP電話へのログイン
c)IP電話の設定それぞれについて、解説していきます。
a)アカウント情報の取得
まず、「SMARTalk」にログインし、ユーザーアカウント情報から、「ここをメモ」と書いてある、ドメイン、SIPアカウント、SIPパスワードをメモしてください。
これで終わりです。
b)IP電話へのログイン
次に、IP電話の設定に入ります。IP電話にログインするには、機器をルーターやネットワーク機器につなぐ必要があります。環境によってかなり異なるため、ルーターやスイッチにすでにつないであるという状況で話を進めます。
いろいろな細かい設定はありますが、詳しい方はご自身で設定できると思いますので、極力シンプルに説明します。
電源を入れると、電話機が以下の画像になります。「Bootstrap」と書いてあるのは、私が既に設定しているからです。まず、押下と書いてある、十字キーの真ん中のボタンを押します。
次に、下の「状態」を選択します。
すると、下の画面が出てきますので、「ネットワーク状態」を選択します。
最後に、下のIPv4と書いてあるところを見ると、IPアドレスが書いています。一般的には、「192.168.xxx.ooo」、「172.16.xxx.ooo」といった感じの数字の可能性が高いです。
この数字をメモして下さい。 IPアドレスをゲットしたら、Firefox、Google Chrome、Edge、IEなどでそのIPアドレスをURLのところに打って、ログインしてください。「http://192.168.xxx.ooo」みたいな感じで入力すると、次のログイン画面が出てきます。ユーザー名は「admin」, パスワードは「admin」です。
c)IP電話の設定
ログインできると、あとはIP電話の設定をして終わりです。
下の「アカウント」⇒「アカウント1」⇒「一般設定」を選びます。
一般設定では、次のように、最初にメモした情報を利用します。
アカウント名は自分で決めてよいです。私の場合は「Bootstrap」という名前を入れてみました。皆さんの場合、「Personal number」とか入れてもよいと思います。
SIPサーバーは「xxx.com」みたいな情報があるはずなので、れをいれてください。アウトバウンドプロキシも同じ情報です。ユーザーIDはアカウント情報を調べた時の「メモ②」を利用してください。認証パスワードは「メモ③」です。そして、最後の名前も自由に決めてください。「Yoshida」とかでよいです。
この状態で「保存して適用」すると、下のようなアカウント状態になると思います。今回は、上級者向けではなく、あくまで初級者向けに、最低限まず使えるようになるための方法をお伝えしました。設定が終わったら、携帯電話などに電話して音声の確認などをしてみると良いと思います。
【海外で日本の電話番号】メールもGmailを使いましょう
上記と同じで、1つ、もし仮に知らなかった方にはお勧めの話ですが、通信キャリア提供のメールアドレスを使うのは必要最低限にしましょう。信頼性の高い通信キャリアのメールアドレスですが、それを利用するデメリットについては、以下の通りです。・通信キャリアを変更する際に、メールアドレスが変わってしまう。
・基本的には、ケータイ電話から見ることが前提なため、PCから見たりする上では使いにくい。
・メールアドレスを変える際に、周知に手間がかかる。
そこで、おすすめなのが、Gmailアカウントを作って、Gmailでやり取りするという事です。これによって、上記のデメリットを解消できますので、もしよければこの際にGmailも利用してください。
【海外で日本の電話番号】まとめ
電話番号とメールアドレスを、どこにいても同じにできることで、連絡の取り方が非常に楽になります。電話番号やメールアドレスが変更になるという煩雑さも無くなるため、おすすめの方法ですので、IT詳しくない方も、興味があれば試していただければと思います。
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