【クラウドサービス】がなぜコスパが良いのか。図を使って説明。

知っておくべきIT情報

ITに関する情報をなぜこのブログで発信するのか。

このブログは財務分析や会計に関する情報を発信するために、立ち上げているサイトです。一方で、企業活動をする上でITという視点を抜きにすることはできません。そこで、ITに関する情報を発信させていただきたいと思います。私自身、IT業界に15年以上おり、国内外含め、ITインフラからアプリケーションまで関わってきた経験があるため、その時の経験も踏まえて情報発信させていただけたら、役に立つ方もいるのではないかと思って発信させていただいています。

【クラウドサービス】歴史がわかれば、なぜ必要かがわかる

パラダイムシフトという言葉が使われてもおかしくない、昨今のクラウド化の流れですが、IT業界において、多くの方がクラウドサービスを利用する2005年前後の前は会社のオフィスに大きなIT設備を作り、非常に遅い通信回線(専用線など)で、目の飛び出るような金額で、IT設備が運用されていました。IT設備は、設定もデリケートで専門のITインフラエンジニアが設計し、設定、メンテナンスをしなければ維持できないような代物でした。

これが、Amazonの出現により、大きく変わります。

「えっ?Amazon?」という方もいるかもしれませんが、Amazonは自社の販売サイトを乗せるプラットフォームをそのままサービス化し、Amazon Web Service(AWS)という会社を作りました。この企業、現在、世界の半分くらいのクラウドプラットフォームを牛耳っているのですが、その規模から数百回の値引きをして、顧客にコストメリットを提供しています。

MicrosoftやGoogleもクラウドサービスを提供していますし、日系企業も様々なサービスを提供するようになりました。この中で、日本では多くの企業がプライベートクラウドという、設備は自前で持つデータセンターを使ったクラウドサービスとは言えない環境を構築しました。

クラウドで重要なのは、「必要な時に、必要なだけ利用できる」というのが重要なコンセプトです。次に説明しますが、それが自前の設備では実現しにくいので、その点について説明します。

【クラウドサービス】コストについて図を用いて一目で説明

自社で設備を持つ場合、下のような状況になります。緑色の線が需要ですが、成長しますが、時期によってはアクセスが落ちることもあります。そのため、設備の能力がどの程度必要かはこのように波があり、急激に伸びてしまうこともあります。例えば、設備の増強が必要となると、場合によっては、回線の変更や、設備の買い増しが発生し、3か月程度かかってしまうなどもあり得ます。

自社設備利用時

自社で設備を持つ場合、以下のデメリットが生じます。

・初期の設備投資が必要で、需要の予測が立たないため、余剰な投資が必ず出る。

・成長する過程で、設備投資が間に合わず機会損失が出る。

一方で、クラウドサービスを利用した場合が以下の図です。

需要に対して、少し遅れが出ることもありますが、需要に対しての設備の能力をタイムリーにしかも自動で修正して、機会損失を減らすことができます。また、これを自動で行えるため、エンジニアの負荷がかなり下がります。コストとしても、余剰な設備を抱えなくてよく、初期投資も基本的にかからないため、メリットは多くなります。次に、クラウドサービスを利用するメリットとデメリットをまとめます。

【クラウドサービス】導入のメリットと本当のデメリット

クラウドサービスを導入する場合、安全性、安定性、コスパについて非常に多くの質問を受けます。私も仕事をする上で、お客様から非常に多くの安全性に関する懸念を挙げられますが、自社でIT設備を持つ場合、プラットフォームの監視を24時間している企業は少ないです。一方、クラウドサービスの場合、セキュリティ監視、障害発生対応などのために、24時間専門家が張り付き、監視しています。

IT設備という点で、メリットがあるかを見るのではなく、IT設備を提供するうえで、人のかかる人数なども含めて、より効率的に利用できるのであればコスパは非常に良くなります。稀に、データセンターの利用額とクラウドサービスの利用料を比べる方がいますが、比べるべきは人件費も含めたサービスとしてのコストです。

データーセンターなどを提供している企業は、クラウドサービスのデメリットが多い方が都合がよいはずです。そのため、安全性が低い、安定性が低い、実はコスパが悪いなど、クラウドサービスが悪く見えるように誘導してくるかもしれません。

クラウドサービス提供側の私が思うクラウドサービスのデメリットを書きたいと思います。

それは、物理的に古い機材を利用する必要性がある場合に、移し替えができないという点です。今まで、私が見てきた中で、昨今のクラウドサービスが政府などにも利用されているレベルで安全性、安定性が担保されているものがかなり増えています。

ガチガチに厳しい政府や金融機関がクラウドサービスを使い始めた今、ネガティブな理由を挙げて、失敗したらどうしようと考える必要は無いです。

【クラウドサービス】ビジネスプランニングに入れるコツ

MBAを取得したり、商学部などで学ぶと、ビジネスプランニングを行う機会があります。その際に、よく私が相談を受けたのがIT周辺の費用です。例えば、Webサイトを作るのに、どのくらいのコストがかかって、維持費がどのくらいかかるのか、まったく想像もつかないという方が多いです。例えば、自分で作るのであれば、Webサイトは年3万円あれば、メールなども含めて準備できるでしょう。それを外部に出せば、簡単なサイトでも20万円くらいかかります。

このように、感覚を養う必要があるのですが、クラウドサービスが素晴らしいのは、金額が公開されているものが多いということです。AWSやMicrosoftのサービスは、金額がすべてオープンなため、かかる金額が年間で、1万円なのか、10万円なのか、1000万円なのかというレベルで、どのくらいかかるのかをざっくり見積もることができます。

仮に、IT設備を入れる場合、価格が公開されていないため、見積もりにくく、予想がつかなくなります。クラウドサービスでは、調べると、事例なども沢山ネット上に落ちていますので、調べていけば自分のやりたいことに近い内容で説明されていることもあります。これにより、10名程度の会社を起業した場合のコストも見積もりやすいので、ぜひ、調べてみてください。

【クラウドサービス】まとめ

今回は、クラウドサービスについて書きました。クラウドサービスは機会損失、余剰投資を減らすのに非常に良いサービスです。私が社会人になったときはまだすべて物理的に準備していたので、素晴らしい時代が来たと受け入れて、どんどんサービスを利用するのが良いと思います。

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