【AIは仕事を奪うのか】単純労働じゃないから大丈夫なわけではない

知っておくべきIT情報

ITに関する情報をなぜこのブログで発信するのか。

このブログは財務分析や会計に関する情報を発信するために、立ち上げているサイトです。一方で、企業活動をする上でITという視点を抜きにすることはできません。そこで、ITに関する情報を発信させていただきたいと思います。私自身、IT業界に15年以上おり、国内外含め、ITインフラからアプリケーションまで関わってきた経験があるため、その時の経験も踏まえて情報発信させていただけたら、役に立つ方もいるのではないかと思って発信させていただいています。

【AIは仕事を奪うのか】この記事を読んでいただいたら分かること。

私は、上記で述べたようにIT業界にずっといます。さらに、今は、機械学習のチームのマネージャーとして仕事をしている都合上、AIがどのくらい上手くはまるのかについて、日々考えながら生活しています。

そんな私が、AIや機械学習がなんでも仕事を奪うように言われていますが、それは私からしたら、AIの影響ではなく、多くの別の要素で仕事の在り方が変わっていくという事について、記述していきたいと思います。

【AIは仕事を奪うのか】AI、DL、RPAなどについて簡単に解説

まず、私は機械学習チームを率いてる手前、AIという言葉が独り歩きして、何でもできる秘密の魔法みたいに思われていることが大きな疑問で仕方ないです。AIとは、Artificial Intelligentの略で、人工知能といわれています。つまり、Intelligentな部分を持たせられるかという点がポイントになります。そういう点では、エクセルのマクロレベルでAIという言葉を利用している企業は、それがどこまで活用できているのかは微妙なところです。

そこで、DLという言葉を紹介します。DLとはDeep Learninigという言葉の略で、深層学習や機械学習(ML:Machine Learning)という言葉が使われます。ここでは、細かい違いを説明はしませんが、AIのIntelligentっぽさは、このDLやMLから来ることが多いです。一方で、先ほど、私が書いたエクセルのマクロでも、データを分析して、様々な要素から多重回帰分析などを行い結果を出す場合、AIという言葉を使ったとしても間違いではないでしょう。

次に、AIなどの言葉と並行して、RPAという言葉もあります。これは、Robotic Process Automationの略で、機械が業務(プロセス)を自動化するという考え方です。例えば、朝から、何かのデータをひたすらコピペする仕事があれば、それは自動化できるわけです。それにより完全に仕事を自動化できる可能性もあります。

このように、AIという言葉を用いるにあたり、様々な周辺の単語を知ることで、より違いや将来をイメージしやすくなると思います。

【AIは仕事を奪うのか】なくなる仕事、残る仕事、新しい仕事

AIをRPAや機械学習なども含んだ広い意味でとらえるとすると、それにより「なくなる仕事」や「残る仕事」が見えてきます。簡単にまとめていきます。

なくなる仕事

私が無くなると思っているのは、AIという言葉関係なく、「ルール化できる全ての業務」が無くなると思っています。例えば、会社に業務のルールや、手順書はないでしょうか?

手順書さえあれば、それをプログラムに起こしてしまえば、自動化は完了です。そのため、プロセスがしっかりしている銀行や、通信事業者、工場、経理や会計周辺のルールがしっかりしているところは、自動化される可能性はあるでしょう。

ただし、「明確なルール」がある前提です。機械学習で学んで行うレベルは、作業にエラーが入ってしまう可能性が出ます。つまり、間違いを認められないところは、ルールがしっかり作れるかがすべてなのです。

残る仕事

私は、多くの仕事は残ると思っています。理由としては、「ルールの明確化」というプログラミング思考ができる人がそれほど多くないからです。

コールセンターを行う上で、機械学習などは実は効果的です。顧客とのやり取りが、きれいに同じになることはなく、「微妙に異なる内容から、ある程度、欲しい情報を提供する。」というやり方であれば、必ずしも正しい受け答えが出来なくても、説明内容が間違ってなければ良いのです。

そのため、AIで減る仕事は当然ありますが、コールセンターがすべてなくなることはないですし、人とのやり取りがあるものは、残るでしょう。

新しくできる仕事

一方、新しくできる仕事もあります。例えば、機械学習をする上で、様々な方法がありますが、機械学習データを作る仕事もあります。自動化を進めるうえで必ずしも、ITエンジニアでなくても、そういった機械学習などに関わる機会もありますので、そういう機会があれば早くから飛びつくのも面白いでしょう。

IT化が進むと、IT化に一切ついていけない人も出てきます。例えば、いろんなものが電子化が進むと、まったくついていけない人を支援する仕事もできるかもしれません。また、そういった人たちの安心・安全を守る物理的、バーチャル的なセキュリティを様々な角度で提供するビジネスもできるかもしれません。AIが進むとしたら、アンチAIのエリアも見るべきでしょう。

そもそもAIが仕事を奪うわけではなく、社会のルールや思考が仕事を奪う

AIは仕事を奪いません。企業が利益を上げたければ「自動化」し、人を減らすでしょうし、無人コンビニを社会が受け入れれば、お店に必要な人は減ります。それは、AIが決めることではなく、人が「人とのやり取りを欲しいのか」という事が重要なわけです。

AIでどんなに自動化されても、その周辺で人は必要になります。さらに、社会がその自動化された状態を受け入れるかが重要なわけです。そういう意味では、日本は、「KAIZEN」という英語ができるほどの改善大国でしたが、今は、新しいことにあまり飛びついていません。企業で、年間1万時間削減などと言っていますが、昔からそんな自動化は多くの企業が行っています。

企業は、ビジネスを大きくするために、自動化を行うのは当たり前であり、それによって市場が変わってきたことも多いです。AIが社会を変えるのは間違いないでしょうが、一方で、アンチAIの人たちやIT化された社会についていけない人が多いのも事実です。

そのため、市場の大きな流れは、変化し、別の業態へと転換していく企業も増えるでしょうが、仕事を奪われるという恐怖を感じるよりも、新しいこと学んだり、自動化できないあいまいな部分を持っている仕事をし、スキルを伸ばしていくことを考えていれば良いと思います。それは、実は、昔からビジネスで成功する人たちが継続的に行っていることです。あまり悩まず、ルール化されていないものも自分の能力に入れていくことで、「より新しい何かを楽しめるチャンスが増える」という前向きな気持ちで生きていくのが良いですね。

【AIは仕事を奪うのか】まとめ

今回は、AIという視点で、私たちの仕事にどんな影響があるのかや、どう考えるべきかを書きました。あまりAIが仕事を奪うとか考えすぎずに、様々なことを学び続け、アウトプットし続けましょう。明日、仕事がなくなるなんて不安に思っても、何にも解決してくれません。

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