【RTD】を解説 決算説明会資料にある実はよくわからない単語

マーケティング

【RTD】アルコール飲料業界でよく見かける単語

アルコール飲料企業といえば、アサヒビール、キリンビールなどがありますが、どこの企業も、決算説明会資料を見ると、ここ数年で必ずと言っていいほど、目にするようになったお酒の分類があります。

それが、RTDです。私は、初めて見た時、「リキュール、テキーラ、あれ、Dってなんだろ?。。。ドンペリ?」という無理な想像をしていました。

このRTDとは、「Ready To Drink」の略で、「チューハイ・サワー等、ふたを開けてすぐ飲める低アルコール飲料」のことを指しています。そのため、缶で販売されているハイボールを最近ではつ風に見かけますが、このような飲料はRTDに入るわけです。例えば、サッポロホールディングスでは、男梅サワーや、サッポロチューハイ99.99クリアレモンなどがあります。

SAPPORO HOLDINGS 決算説明会資料抜粋

この単語を知らないと、決算説明会資料で、RTDってなんだ?ってなってしまいますので、知らなかった方は、「あっ、チューハイ(酎ハイ)とかのことね。」とざっくりイメージをわかせておきましょう。

【RTD】他にはどんな種類があるのか

RTDという言葉を学んだうえで、アルコール飲料を販売している企業がどのような飲料を提供しているかもおさらいしておきます。

一般的に販売されているのは、以下の通りです。

ビール(ビール、発泡酒、新ジャンル)、チューハイ、カクテル、ワイン、焼酎、梅酒、リキュールなどが挙げられます。この中で、特に、チューハイ・カクテルがRTDに当たるでしょう。もちろん、ノンアルコールの製品や、ジュースも販売していますが、例えば、サッポロビールで行くと、ビールの種類だけでも、ホームページ上に40種類以上あります。

【RTD】今後の展望

RTD市場について、少し触れてみたいと思います。下のグラフは、サッポロホールディングスの出している2020年の決算説明会資料からの抜粋になりますが、コロナウイルスの影響もありましたが、長期的な視点で行くと、RTDは成長市場であるといえます。

サッポロホールディングス 2020年の決算説明会資料

ビール市場が少しずつ衰退している状態で、次の売上の一翼を担うのが、RTDでしょう。ワイン市場も実は衰退傾向にあります。日本酒などの市場は底堅く存在していますし、リキュールなどの市場も伸びてきており、顧客の嗜好が広くなっていっているというのが見て取れます。

今まで存在していたワインや、ビールの市場から、他の様々なアルコールにシフトしていくのは、目に見えていますので、アルコール飲料の企業はRTDの成長がどうなるかで、次の収益源をしっかり確保できるかが決まってきそうです。

一方で、このRTDになると、より5フォース的な観点で行くと、競合が増えやすく、新規参入もしやすい状態が出てきますし、そもそも1つの商品には頼れず、低価格な代替商品や、異なるフレーバーの商品が沢山出てくることで、ブランドの維持が難しくなる可能性があります。

今後のRTD市場が楽しみですね。

【RTD】まとめ

今回は、RTDについて、解説しました。RTD市場は成長していますが、一方で、まだどこがこの市場を強くとるのかは見えていない状況です。今後、どうなるかが楽しみですね。

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