【部下の支持を得る方法】世界評価上位の私が解説

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【部下の支持を得る方法】はじめに

私は、現在、日系と外資系企業両方を含めて合計で8年以上のマネージャー経験があり、外資系企業で部下からの「働きやすさ」、「上司に対する評価」で世界の中で上位10%の評価を得ています。外国人の部下も20名以上持ったことがあり、様々な経験をしています。そんな私が、今までに仕事をしている中で、マネージメントに関する事について、少しでも役に立てる情報を出せたらと思っています。

本日書きたいのは、部下の支持を得られない、信頼されていなくて困っているマネージャーがいるのをよく見かけるので、私が思っていることを書きたいと思います。

「最近、マネージャーになった方」、「海外で外国人の部下を持つ方」、「プレーヤーとしては実力はあるのに、マネージャーとしてなぜか上手く行かないが、理由が分からない方」には特に、役に立つ情報になるんでないかと思います。

【部下の支持を得る方法】良いマネージャーに必要なのは勇気

いきなり率直な意見を書きますが、部下に慕われるときに私にとって必要なのは「勇気」です。

私はこれがなくて、最初、非常に苦労しました。目の前で起こることは非常にうまくこなせるのですが、成績が上がらないなどの問題が発生すると、上手く解決できなかったのです。そんな私が、そういったことが起きない組織を作り、非常に安定して良い成績を残し続ける組織を作った時に一番大切だと感じたのは、「勇気」だったのです。

根性論かよと思われるかもしれませんが、その背景を説明します。

マネージャーをしていて、こんな状況はありませんか?

「日々の数字を追う上で、1人当たりの作業効率を上げていく事を求められ、現場が疲弊してい行くのに、手を打てないで、全員に無理かもしれない目標を押し付けている。」

「自分の手柄が欲しくて、目標を上げ、短期的に成績を上げる。」

「部下の成績が低く、早くするように言ってはいるけど、全然成績が上がらない。」

これは、私からすると、その会社に長くいて、良い組織を作ろうとしていない活動であり、それが見えた瞬間に、部下の気持ちは一気に離れていきます。

私はまず、色々なテクニックを話す前に、「本質的、俯瞰的、長期的」に問題を解決しようという「勇気」があるかが重要になると考えています。これさえあれば、実は、全てが解決し始めます。

むしろ、「勇気」がなければ、結果的にこれから私が話すことは、「無理だよ」になってしまいます。

そこで、まずはそもそも「勇気」って何?って思われるかもしれません。

上司に起きている事象の本当の事を話せる「勇気」、数字をごまかさないで向き合う「勇気」、部下の問題を根本的に解決するために一緒に向き合う時間を作る「勇気」などです。

そんなの出来て当たり前だと思われるかもしれませんが、「上司に好かれたい」、「よく見られたい」、「自分は悪くないという状況にしたい」といった気持ちは「勇気がない」から発生します。

そんなことを考えていては長期的に良い組織を産めません。そこで、「勇気」をもってどんなテクニックを使えば、次に良い組織が作れるのかについて書きたいと思います。

【部下の支持を得る方法】マネージャーが部下から慕われる方法

私が書いた「本質的、俯瞰的、長期的」について、書きたいと思います。「勇気」をもって、この3つを心掛けるだけで、最高の組織づくりが出来るのです。概念的ですが、やり方は違ってよいのです。

多くの優秀だと言われるマネージャーが細かく話し方まで同じにしているわけではありません。マネージャーの良さは、それぞれ異なるのです。そのため、概念を理解して、方向性があっているのかを重要視することが大切です。

本質的

ピータードラッカーの言葉で、次の言葉があります。

The most serious mistakes are not being made as a result of wrong answers. The true dangerous thing is asking the wrong question.

日本語訳:「最も深刻な問題は、間違った答えを出すことではない。本当に危険なことは間違った課題を求めてしまうことである。」

間違えたところに課題を設定してしまうことほど愚かなことはないという事ですね。まずこれをやってしまったら、部下から冷めた目で見られます。

そこで、私は、「この課題設定って正しいかな?」という投げかけをします。それによって、課題設定をより正しいものに出来ないか議論するのです。

俯瞰的

上司として、「より俯瞰的に」というのを意識しています。目の前の仕事で問題を抱えると、全体の事が見えない可能性があります。そこで、「それって、○○の部署から見たらどういうメリットあるかな?」、「顧客にとってうれしい人もいるけど、そうじゃない人もいるよね?」といったことを投げかけて、全体のイメージを一緒に膨らませるのです。

長期的

最後に必ず意識していることですが、「部下より長期的に見ているか」です。これは部下によります。1か月先までしか見られない人もいれば、半年先を見ている人もいます。何かを話す場合は、必ず、より長期的な視点で質問をします。

例えば、「今は良いけど、それってずっとは続けられないよね?」、「1年かけて直すためには、どういうフェーズを踏むのが良いかな?」、「それって暫定対応で考えてる?それとも、恒久対応?」といった具合です。

それにより、部下は新しい視点を与えられるようになり、上司に対して「一緒に働く意味がある」と感じる可能性が上がります。

どれを行うにしても、動かないといけないし、長期的に見ないといけないし、問題の本質をしっかり見極める「勇気」が必要です。問題の本質が自分にあるかもしれません。でもマネージャー(リーダー)は自分の批判は受け入れなければ務まりません。これも「勇気」のいることです。

また別のページで書きますが、他にも色々なテクニックがあります。例えば、リーダーとマネージャーの違いを知るという事も大切です。まずは、「本質的、俯瞰的、長期的」で対応を考えましょう。

【部下の支持を得る方法】在宅勤務下で部下をマネージする方法

昨今、感染対策などで、在宅勤務が増えてきています。

私は、昔から出張も多くリモートワークが中心で部下に1か月合わないなんてことは普通だったので、そこでパフォーマンスを落とさないコツを書きたいと思います。

意識しているのは、以下の3つです。

・業務に関する報告は1日1回ではなく、作業が終わったら連絡してもらう。
・業務を定量化していく。
・チーム内の業務を可視化する。

業務報告を1日の業務終了後に必ず求める人がいますが、私は、その業務が1日で終わらないものもあるのであれば、報告してもらう必要はないと思います。大きな資料であれば、70%作成したら送ってと伝えます。「作成途中です」というレポートは意味がないですし、詳細なレポートも時間の無駄です。そのため、まずは、作業が終わったらすぐに連絡する。または、完成度に応じて、できたものを出してもらうというアウトプットをチェックしています。次に、業務の定量化です。オペレーションであれば、1時間当たりの業務量なども、ある程度、見えるようにできる物も多いはずです。数値化されていないものは極力数値化するよう考えましょう。在宅勤務では、アウトプットで評価を決める必要性がもっと出てくるので、大切です。チーム内の業務を可視化するのも大切です。誰が何をやっているのかが見えにくくなるため、行った業務の割り振りは、チーム内で共有し誰が仕事をしているのか見えるようにしてあげましょう。これは仕事をしていない人をあぶりだすためではなく、仕事をしている人を評価するためのものだという意識が重要です。

一方で、やってはいけないことも下に書きます。

・管理しようとす頻繁に連絡する
・放置する
・さぼっている人がいないか考える

始めに、一番やってはいけないのは、「管理のしすぎ」です。

管理しようとすればするほど陥る信頼関係の崩壊をもたらします。在宅勤務で業務が見えないからメールでの報告を頻繁に行ったり、管理しようとすると、モチベーションが下がります。人は、信頼されないと途端に自主性とパフォーマンスが下がります。まずは心配でもぐっとこらえることが重要です。

ただ、放置していいという訳ではありません。放置しなくても、アウトプットを出してもらえる仕組みを作ります。例えば、先にあげた「70%で来たら、見せてもらう」というのも良い方法です。報告のための時間ではなく、良い物を作るための業務に時間を使うことを意識していれば、最後の最後にできなかったなんていう事は起きません。

私は、在宅勤務でパフォーマンスが上がるとは思いません。ただ、パフォーマンスが下がるとも思いません。在宅勤務がもたらすメリットは全く異なるところにあるので、アウトプットの量を評価し、「あいつならもっとできるはず」とかいうのはやめましょう。

マネージャーである以上、あなたも雇われる身です。どんなに個人が5%アップや10%アップの仕事をして、大きなストレスを抱えても、個人の利益はその数字に比例しません。長期的にストレスが少し少なく働けるのであればそれくらいの余裕は認めてしまうくらいの気持ちも大切です。あとはアウトプットを見て、あまりにも少なければ、業務を定量化して、他と比較して数値として何が違うか教えてあげれば良いでしょう。

こういったことを意識することで、リモートワーク、在宅勤務下でも、部下の信頼を落としすぎず、実は比較的パフォーマンス高く仕事をしてくれる環境が作れるはずです。

【部下の支持を得る方法】まとめ

マネージャーが部下の支持を得る方法について、重要だと思うことを書きました。「本質的、俯瞰的、長期的」に「勇気」を持って仕事することが重要であり、在宅勤務下でもあまり変わりません。部下に評価され、良い組織を長期的に作っていくためのヒントになれば幸いです。

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