【保存版】外資系は簡単に人を切るは嘘
外資系企業で、「簡単に人を切る」という話がありますが、これは最近では減ってきているでしょう。外資系企業でも、長期的に安心して働ける会社が増えているとは思いますが、とはいえ外資系企業です。数字が全然達成していない人をずっと守るほど優しい会社もそんなに多くはないはずです。そこで、外資系企業でマネージャーを5年以上している私が、外資系企業のマネージメントにおいて、損しないように、どう動いていればよいのかについて、書きたいと思います。
なお、このブログは、法律の観点で話しているわけではなく、あくまで複数の外資系企業の話を聞いたうえで、社内がどうなっているのかを見て、書いているブログです。
【保存版】外資系で人を「切る」方法
日本では、解雇すると、厄介な事態も多いので、「PIP(Performance Improvement Program=成績改善計画)」というものをよくやります。これは一定期間を決めて、その間に目標の成績を達成するように部下に目標を共有し、部下が達成できない場合、降格になる場合や、自主退職することにサインさせるというプログラムです。このPIPに入ってしまって悩んでいる方がいたら、その対応について、この後、1つの意見を書きましたので、読んでいただければと思います。
【保存版】外資系で目を付けられない方法
外資系で、先ほどの「切られる対象」になるかは、基本的にはパフォーマンスでしょう。日々のパフォーマンスで、顧客の事を考えずに数字ばかり見ている上司がいるのは当たり前です。そんな上司に「切られる対象」になるくらいなら、最低限の数字は、顧客が損することになろうとも、自分を守るために達成し、一番下にならないことが重要です。もし上手くいかない状況があったら、一番下にならないように、どう品質を妥協するかも短期的には考えても良いでしょう。
【保存版】外資系でうまくやっていくために
外資系で上手くやるには、日系企業と同じく、上司との関係が非常に重要です。「実力主義」という言葉がありますが、実力があるなんてほぼ皆さん平等に同じです。その中でも頭角を現すのは至難の業です。目立つことでプロモーションしていくには、上司との関係が非常に重要です。この支援があれば、昇進に対して大きく下駄をはくこともできますし、もしパフォーマンスが少し落ちても、その場ですぐに切られるという可能性も下がるでしょう。無能な上司だったとしても、大人な対応である程度仲良くしておくことが重要です。
【保存版】外資系で、最後のフェーズまで行ってしまったらどうするか。
PIPに入る場合、会社から明示的にメールをもらう事などが多いはずですが、その際に、サインをしないというのがまず重要です。もし部屋に閉じ込められたりしたら、退職の強要になります。また、PIPに入る理由が明確ではないことがあります。その場合、何を達成するべきで、なぜ突然それを要求するのか。そして、それは組織の平均と関係なく、妥当なものなのかの説明を求めるとともに、納得がいかない場合、サインはしないと伝えましょう。
私の周りでは4名ほど、納得がいかないので、サインをしないというので、何の問題もなく、そのまま残り続けている方がいます。人事も、あまり無理なことをすると、個人としても責任を負いかねないため、あまり無茶なことはしません。
ただし、PIPに入っている時点で、もう昇進することはないかもしれませんし、周りの目も厳しいかもしれませんので、数か月内に転職してしまった方がお互いのためかもしれません。
【保存版】まとめ
最終的にどのような行動をとるかは自己責任ですが、日本においては、PIPに入ってすぐに転職を決めるよりも、少し粘って時間をかけた方が良いです。次が決まるまで働いておいた方が良い就職活動が出来ます。また外資系企業によっては、日系企業のように解雇されている人を積極的に採用しないわけでもありません。前職で解雇されていたからと言って単純に仕事が見つからないという状況にはならないでしょう。
もちろん能力が足りていないので解雇されている場合は、能力にあった職場となると、年収が下がる可能性は十分にあり得ます。外資系企業は合理的なところも多く、上手くはまると、これほど快適な企業もありません。上手く、安心して働ける環境が築けると良いですね。
もし具体例を見たい方がいたら、【補足編】会社で退職勧告受けて切り抜けた方法3つ紹介もありますので、興味があれば見てください。
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