【やばい上司の特徴】大手外資系マネージャーが選ぶヤバイ上司3選

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【やばい上司の特徴】 ヤバイ上司の特徴3選

4月は社会人になり、会社の研修も終わって自分の所属部署が決まったり、4月から部署異動で新しい部署に配属された方もいるでしょう。社会人経験が浅い方であればヤバイ上司がついてしまうと、対処しきれずにメンタルをやられ、つぶれてしまう方も出ます。外資系マネージャーで、MBAホルダーの私が選ぶヤバイ上司の特徴を3つ説明し、その後、対処方法について書きたいと思います。

ではまず初めにヤバイ上司の特徴を3つ挙げていきます。

1.アンガーマネージメントができない「イライラ系上司」
2.自分はできると勘違いしている「マウント系上司」
3.現場が疲弊することに興味のない「無関心上司」

ではそれぞれについて、説明していきましょう。

1.アンガーマネージメントができない「イライラ系上司」

まずは分かりやすいですが、イライラ系上司です。

上司から、「まだ終わってないの?」、「これ、ミスするなって言ってるだろ!」、「空気読めよ。。。」なんてひどい言葉を言われたことはないでしょうか。

これはイライラ系上司の典型です。

このタイプはアンガーマネージメントという言葉を知っていたとしても、自分をコントロールするという事が完全に出来ないタイプです。おそらく、注意されることはあるかもしれませんが、持つのは1か月で、長期的には直ることはありません。

これに当たると、自分のモチベーションが駄々下がりです。パフォーマンスが落ちることすらイライラされて、叱責されることもしばしば。そんな上司の下につくと、うつ病になるリスクもあります。

一方で、こういった上司はメンタルが極端に実は弱い方が多く、「成果を上げないと怒られちゃう、怖い。」という気持ちから怒りをあらわにする方も多いです。

2.自分はできると勘違いしている「マウント系上司」

自分はできると思っている上司って、意外と多いです。特に、ポジションが重要な方は、そういう傾向があります。

上司だから偉いと思っている方は、このマウント系上司にあたります。

例えば、「わかる?」、「なんで?」、「あそこの部署の課長はバカだな。」、「なんでそんなに仕事遅いの?」、「普通、そんなのできるよね」なんて言葉を言う人は、自分の能力があると思いこんでいます。

人は、お互いに能力が異なり、尊敬の念をもってお互いに接するべきだと世界中で言われています。日本だけ例外なわけではありません。そんな事を言うマウント系上司は、「意識高い系」と、ただの「勘違い系」の2つに分かれますが、多かれ少なかれ、2つとも同じです。

例えば、私は筋トレが趣味ですが、筋肉が大きく発達している人たちは、基本的に人が努力していたらバカにすることはありません。自分の方が本当に能力が高い自信があれば、相手を非難する必要なんてないのです。

こういうタイプは、もれなく能力が低いです。能力が低いというのは仕事面だけでなく人間面などの様々なところでコンプレックスがあるからそうなるんでしょう。

こういう人と仕事をすると、悪い影響を受けるか、自尊心をボロボロにされて酷い状態になります。

3.現場が疲弊することに興味のない「無関心上司」

3つ目が実は気づくのに時間がかかるのですが、無関心上司というのがいます。

例えば、現場で人が足りなくて仕事が回らないのが見えてるときに、相談しても何の手も差し伸べない上司がいます。「なんとかやって」、「売上目標200%達成よろしく」、「その業務半分の時間でやって。やり方は自分で考えて。」なんて投げてくる上司で、相談もできない場合は無関心上司の典型例です。

こういった上司のいる組織は、転職者が増えたり、メンタルがやられる方が増えても、現場任せなので、悪循環を起こします。自分が助けを求めたとしても、反応も薄く、とりあえず3か月頑張らされ、乗り切れたら、あと3か月頑張れと言われるだけです。

上司自体が悪いことをしていないように見えますが、こういった無関心上司の下につくと、じわじわとうつ病や過労による体調不良につながる可能性を上げていきます。

【やばい上司の特徴】 ヤバイ上司に当たったときの対処法

私が上げた上司の例は今までの私が関わってきた中で実際にいた上司の例から挙げています。このような上司と一緒にいて、なんの改善もしなかったら、体調不良や精神的な疾患を抱える可能性もあります。

特に新入社員やまだ若い方、1社しか経験していない方が特に対処があまりうまくなく、病気になったりという状況に陥りやすいように思います。

もっとも大事なことは、「自分を守る。人生は長期戦だ。」という事です。そこで、こんな上司が来たらまずは勇気をもって下の3つをやりましょう。別に、今の会社がダメでも日本には残りの1万社以上の会社があります。次の対応を取って、ダメでも人生は終わりません。

1.スキップレベルの上司(上司の上司)に相談
2.人事に相談
3.転職先を探す。転職先は決めてから退職

上記の3つは並行して行ってほしいことです。スキップレベルの上司に相談するのは一番重要です。あなた以外の被害者がこれから出るときに、あなたで止めなければいけませんが、スキップレベルの上司が知っていない状態で進んでしまうと、対処や情報集めが遅れてしまう可能性があります。

次に、人事に相談です。スキップレベルの上司と併せて、同時に、「今起きていることで自分がどう感じたのか」をしっかり説明しましょう。人事にはそのときに、本人にフィードバックして欲しいのか、自分の話を聞いて欲しいのかはっきり伝えておきましょう。相談レベルなのに、人事が調査に入ると、上司と余計にやりにくくなるなんてこともあり得ます。

3つ目ですが、転職先も同時に探しましょう。転職先があるという事が分かると、とたんに戦う勇気が出たりします。正直、頑張って仕事していたら、それなりに転職先はあるものです。不安に感じる中で仕事するくらいなら、次を受けてみて、受かったら行ってもいいやくらいに思って仕事をしましょう。

これらの対処が終わったら、長期的な解決方法も考えておきましょう。

私がおすすめする長期的な解決方法は「圧倒的に能力を伸ばし続ける」という事です。私は、自分の能力が社会である程度認められると分かってからは、言いたいが事が言えるようになりました。「正しいことを言うには、勇気と強さが必要」というのが私の考えです。その勇気をもたらす源泉は強さだと思っています。

今はできなくても、次にやばい上司に当たった時のために、スキルを伸ばすのは重要です。資格でもいいし、語学力でもよいのです。少なくとも、何か他の事ができると思えるような能力を身につけましょう。そうすると、上司がヤバイやつでも、可愛がられる可能性も上がりますし、転職を盾に、職場環境の改善もしやすくなるかもしれません。

企業はどこもそうですが、優しい人ばかりじゃないので、戦わないといけないときは来てしまうものですので、準備しておくことも重要です。

【やばい上司の特徴】 私が過去に経験した出来事と対処方法

例えば、私は、社会人3年目に入ったときに、毎日上司に叱責される経験をし、精神的に完全にうつ病になっていた時期があります。そのときは、判断力も物凄く落ち、上司がいう事は絶対だと感じるようになっていました。

ここまで落ち込んだのも、社会人1年目と2年目は、会社でもトップクラスに成績が良く、かなり早く上がっていけそうな感じだったため、3年目の大きなギャップと、マウント系とイライラ系が同時に併発してる上司に当たり、完全に自尊心を失って、言われたことしかできなくなりました。

唯一、スキップレベルの上司に1回だけいう事ができ、もう「何も考えられない」と勇気をもって伝えた所、その上司は別の部署に飛び、私はそのまま大きなプロジェクトに再アサインされ、海外プロジェクトや海外出向も任せてもらえました。

相談するときは自分の人生は終わるのかと、絶望に打ちひしがれていたのですが、そんな中でも、サポートしてくれるスキップレベルの上司がたまたまいたことが私の運の良さでした。

ただ、ここで勇気が出たのは、別の外資系企業の面接に受かっていたというのもあります。やばい上司に当たったときは複数の対処を同時に行い、リスクをヘッジしましょう。転職先には申し訳ないですが、条件が良くない限りにおいて、無理に転職する必要はありません。

結果的に今は、周囲よりも若く大手外資系企業のシニアマネージャー(日本で言う部長補佐くらい?)にはなれてるので、えらくなりたい願望はありませんが、それなりに楽しく仕事しています。他にも、上司が嫌で転職したりしてますが、私みたいに逃げに逃げてもキャリアはつぶれませんので、安心していただければと思います。

【やばい上司の特徴】 まとめ

大きなストレスは体調不良を起こします。やばい上司に当たったら、まずは「全力で逃げる方法を考える」という事に注力しましょう。向き合ったり、「石の上にも三年」なんて思う必要はありません。バカはバカで、変わることはないとあきらめて、さっさと次に行きましょう。

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